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今回は初代ボルボV70(1998年式、YV1LW~)のお客様からメールがあり、「ガレージの駐車場のしたに大量のオイル漏れがある」とのことでご連絡がありました。
画像も送っていただきましたので見てみると、
ちょうどATオートマチックトランスミッションの下付近に大量のオイル漏れが見受けられます。
このボルボV70は大事に乗られていてすでに26万キロオーバーのお車ですが、それゆえ?!にこうしたイレギュラー的なトラブルも起こることがあります。
サンクス&トラストに搬入いただきましてオイル漏れの箇所を見てみます。
エンジンの上部から下に伝ってオイルが落ちているようです。
スロットルバルブやディストロビューターの下付近に大量のエンジンオイルが視認できます。
インテークダクトなどを外してディストロビューターを横から覗いてみると・・・・
上の画像の矢印付近にあるようにディストロビューター内部付近からオイルが滴っていますね。
という事でディストロビューターキャップやディスロータを外していくと・・・
御覧の通りです。
インテーク側のカムシャフトのリア側のオイルシールがポコッと飛び出しています(;^_^)
オイルシールがついていないのと同じような感じになっています。
ということでこのオイルシールを交換して元のように組み付けていきます。
今回のオイルシールは走行距離が多いためにゴムが硬化/収縮してオイルシールの密着がなくなったものと思われます(オイルシールはゴムの密着で押し込んであるだけで、何かで固定されているものではないので)。
ただ一般的にこのような不具合の場合は、ブローバイフィルターなどの詰まり/汚れによって、エンジンの内圧?が逃げなくて弱いオイルシールが抜けてしまう・・・・ということも多いので、そのあたりの点検も必要になってきます。
最近の車(特に輸入車)はメーカーの指定でも15000km~25000kmなどのようにエンジンオイルの交換サイクルが長くなっていますが、そうすると当然新しい車といえどもエンジン内部はすぐに汚れがたまってしまいます。
エンジンオイルが汚れていると上記のブローバイフィルターも詰まりやすくなるので、やはりもっと短い距離(特に夏場や近距離が多い方だと短めの)でのエンジンオイル交換が必要になってくるかと思っています。
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