エンジンアンダーカバーの役割

   

エンジンアンダーカバーの役割

2011.12.22

本日は午前中に兵庫県からボルボV70のお客様がHIDコンバージョンキットの取付でご来店いただきました。

12/15のブログボルボV70、HIDコンバージョンキット取付けなどをみていただいてご来店・作業させていただく事になったのですが、こうして記事にさせていただいたことの反響をいただけるのは毎日書いているブログの励みにもなります。

M様、遠いところ本当にありがとうございました!

さて、以前のブログでも何度か書かせていただいているのですが、同じような修理や同じシリーズの車の修理が続くことが多いのですが、ここ数日は「ボルボ960、S/V90」が続いています。

今日はボルボ960のフロントコントロールアーム(ロアアーム)の前後のブッシュ交換、明日はボルボS/V90のタイミングベルト交換などの感じです。

お電話のお問い合わせでも今日はボルボ960とボルボS/V90のお客様からとホントに不思議です(゜-゜)

エンジンマウントやサスペンション廻りを整備されると本当に違う車になったかのように乗り心地が「劇的」に良くなったりすることもめずらしくありません。

なかなか費用も掛かってしまうこともあるのですが、余裕ございましたら一度ご検討してみてくださいね。

さて今回のボルボ960の整備をさせていただいたときに「脱着」させていただいた部品に「エンジンアンダーカバー」があります。

今回はこのエンジンアンダーカバーが一部取付のボルトの部分が破損していて、そのままにしておくと走行中に外れてしまうおそれもあるので「タイラップ」で固定させていただきました(本来は交換になるのですが、まぁ交換までしなくてもいい感じの部品なので)。

この「タイラップ」(タイバンドとか他にも名称はあるみたいですが、昔から僕はそう呼んでいます)はとても使い勝手のいいモノで、色々な場面で活躍してくれるので自動車を扱うところでは「必須」のアイテムと言えると思います。

一見あまり丈夫ではなさそうに見えるのですが、なかなかこれがかなり丈夫で少々の事ではちぎれたりしません。

噂?!によるとアメリカでは犯人検挙の時に腕などに巻いたり・・・なんてことも聞いたりしたことあるのですが(真偽はわかりません)、もし手首をこの「細め」のタイラップで縛られても人の力ではまずちぎれないと思います。それくらい丈夫です。

本題の「アンダーカバー」ですが大きな役割は2つあると思います。

1つはエンジンの下部を何かにヒットしても「ガード」する役割です。まぁこれはすぐにわかりますよね。

もう1つは「エンジンの冷却作用の確保」です。

これは余りイメージ出来にくいかもしれませんし、人によって「諸説」あるので真偽のほどは疑問ですが、フロントグリル部などからの「風(空気)」を流入をエンジンまで逃がさない為とも言われています。

ボルボ240やボルボ940などの「カップリング式ファン」に付いている「ファンシュラウド」と同じような役目だと思っていただければと思います。

でも逆にいえば熱が「逃げにくい」のでエンジン内の熱が「籠る」感じもあります。

特にエンジンマウントなどのゴム関係にはあまり良くない気もしますし・・・・・(=_=)

ボルボは年式やシリーズによってこのアンダーカバーが付いていたり・付いていなかったりと様々です。

例えば(記憶が曖昧なところもあるので間違っていたらすいません)ボルボV70(YV1SW)の2000年式にはアンダーカバーが付いているのにほぼ同じの2001年式の車からはアンダーカバーが付いていなかったり、ボルボV70には付いていないのにボルボS60には付いていたりとか・・・・何か統一性がないので実はあまり思うほど重要視するものではないのかも・・・(あくまで僕個人の感想です)

せいや。

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